・C1（初期段階の虫歯）
初期段階の虫歯は歯の一番外側にあるエナメル質が少し溶け始める状態です。
通常は痛みを感じることはありませんが冷たいものが染みたりすることもあります。
エナメル質は歯を保護する役割があるためこの段階では歯を少し削って詰め物をする治療が多いです。

・C2（象牙質に達した虫歯）
冷たい飲み物や甘いものを食べたり飲んだりしたときに染みる痛みがあります。
特に甘いものを食べたときは一時的にズキッとした痛みを感じることがあります。
この段階の痛みは断続的で軽度ですが放置するとどんどん虫歯が進行していきます。

・C3（神経に達した虫歯）
神経まで達しているので非常に強い痛みを感じます。
食事で噛んだ時や温かいものを食べたり飲んだりしたときに感じるズキズキした痛みが特徴的です。
何もしていなくても持続的に痛みがあり、この状態だと根管治療が必要になります。

・C4（重度の虫歯）
この段階だと虫歯が歯の根まで達し、非常に強い痛みがあります。
歯の神経が死んでしまうと一時的に痛みが和らぐことがありますが感染が広がり、顔や顎が腫れやすくなります。
何もしていなくてもズキズキとした強い痛みがあり抜歯が必要になることが多いです。