歯周病対策の食べ物・飲み物は??

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歯周病予防の観点から食べてはいけない食べ物や飲み物は??

〇歯周病の原因菌を増やす食べ物
歯周病の原因菌は口の中に残っている食べかすや歯垢を餌にして増えるので歯にくっつきやすいもの歯の間に入り込むものはオススメできません。
具体例は下記の通りです。
・クッキー
・キャラメル
・アメ
・チョコレート


〇免疫力が低下する食べ物
栄養バランスが偏りやすいファーストフードやスナック菓子ばかり食べていると免疫力が低下して歯周病菌が繁殖しやすくなってしまいます。
具体例は下記の通りです。
・お酒
・ポテトチップス
・ファーストフード


〇炎症を促す食べ物
体内にウイルスなどが入ると、炎症反応を起こして正常に戻そうとします。
歯周病は歯茎で炎症が起こっている状態ですが普段から炎症を促す食べ物を食べていると抗炎症反応が起こりにくくなります。
食べ物だけではなく喫煙も歯茎の血流を悪化させてトラブルを起こしやすいため生活習慣の見直しも視野に入れましょう。
具体例は下記の通りです。
・お酒
・加工食品
・清涼飲料水

 

食べ物・飲み物に含まれている歯周病予防に効果的な6つの成分

1.カルシウム
カルシウムは歯を支える骨や歯そのものを育てる成分です。
カルシウムが不足すると骨粗鬆症を引き起こしやすくなります。
骨粗鬆症で骨や歯が脆くなってしまうと歯周病を引き起こすリスクが増加します。
カルシウムを含んだ主な食べ物は下記の通りです。
・乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
・魚介類(しらす、ししゃも、煮干し)
・野菜(モロヘイヤ、しそ、かぶ、えんどう豆)

2.食物製品
食物繊維が多い食べ物は繊維質で噛む回数が増えやすく唾液が増えることで食べかすを流しやすくなったり口の中を清潔に保つ効果が期待できます。

具体例は下記の通りです。
・穀物(玄米、麦芽米)
・野菜(アスパラガス、キャベツ、ごぼう、セロリ、サツマイモ、しめじ、しいたけ、えのき、大豆)
・その他(わかめ、小豆、寒天)

〇ビタミンC
歯を支える骨や歯、歯はそれぞれコラーゲン繊維で結びついており、歯周病はコラーゲン繊維を損傷させます。

ビタミンCには壊れたコラーゲン繊維を修復させる作用があります。
具体例は下記の通りです。
・果物(アセロラ、キウイ、レモン、苺)
・野菜(サツマイモ、じゃがいも、キャベツ、ブロッコリー、赤ピーマン)

〇茶カテキン
茶カテキンは抗菌作用・抗酸化作用を持ち、歯垢や歯周病菌を防ぐほか、茶葉に含まれるフッ素には歯質を強化する作用があるため虫歯のできにくい歯に近づけます。
具体例は下記の通りです。
・玉露、煎茶、ほうじ茶、紅茶、抹茶

〇乳酸菌
口腔内には善玉菌悪玉菌日和見菌によって口内フローラが形成されており、日和見菌は優勢な菌に味方するため悪玉菌が優位だと口腔内トラブルが起こりやすいです。
そのため善玉菌を優位にする必要があります。
具体例は下記の通りです。
・キムチ、漬物、ヨーグルト、チーズ

〇良質な油
マーガリンやラードなどの油は悪玉コレステロールを増加させるため、とりすぎると免疫力や歯の健康低下させてしまいます。
良質な油をとり健康そのものを管理することで歯周病を防げます。
具体例は下記の通りです。
・ごま、ナッツ、魚介類(DHA:ドコサヘキサエン酸、EPA:エンコサペンタエン酸)、フラワー油、コーン油、大豆油、グレープシードオイル、なたね油、大豆製品、魚類、べに花油
歯周病は普段食べている食べ物や飲み物でも対策ができます。
しっかりと予防し、健康な歯と歯茎を保ちましょう✨