治療中にうがいができない理由って?
治療中にうがいを我慢していただく理由
こんにちは♪
みなさんは歯の治療中に、「長時間お口を開けたままで辛かった…」という経験はありますか?
歯科治療では、唾液の扱いに細心の注意を払う必要があるので、みなさんにはどうしてもうがいを我慢して頂き、お口を開けて頂く時間が長くなることがあります。
今回は、うがいを我慢して頂く治療とその理由に関してお話します。
まず治療中にうがいができない治療の一つとしては、歯の根の中の治療(根管治療)があります。
根管治療とは、簡単に言うと歯の中をクリーニングすることです。
虫歯が大きくなって歯の神経まで到達してしまった場合や、歯周病、不十分な治療など様々な原因によって、歯の神経が汚染されてしまった場合に行います。
この治療は、細菌がなるべくいない状況にすることがとても重要で、唾液には1ccあたり約10億の細菌がいます。
治療中にうがいをしてしまうとこれらの細菌によって再度汚染されてしまうので、再発予防のためにも、しっかり唾液を排除して治療を行います。
その他、詰め物をつめる作業でも、水分があることで接着力が落ちてしまったりするので、歯科治療は唾液との闘いでもあります💦
もちろん患者様への配慮を行いながら治療を行っていますが、お口を開けていることがつらい場合は手を挙げて教えていただければ、よりこまめに休憩を行いながらの治療も可能です。
治療に不安があるかたはお気軽にご相談ください✨