親知らずというと、必ず抜歯しなければいけないというイメージがある方も多いかと思います。
実際は上下の親知らずがまっすぐに生えており、噛み合わせも正しい場合は抜歯の必要がありません。

抜歯をしなければいけないのは、以下のようなケースです。

・横向きや斜め向きに生える親知らず
・一部が埋まっている親知らず
・親知らずが隣の歯を押してしまっている
・親知らずの近くに嚢胞がある
・歯茎や粘膜を傷つけている親知らず
・親知らずや親知らずの隣の歯が虫歯
・親知らずの周りの歯茎に炎症が見られる

親知らずを抜歯する際、まっすぐに生えている場合は比較的簡単に治療が可能です。
特に上の親知らずは腫れや痛みも少ない場合が多いです。

しかし生え方によっては抜歯に時間がかかったり、痛みが強く出て、顔が腫れてしまうこともあります。

 
・斜めもしくは横向きに生えている
・歯の根っこが曲がっていたり肥大したりしている
・埋もれている親知らずに骨が被っている
・重度の虫歯がある
・神経や血管に近い
・親知らずの周りの炎症が強い

このような場合に痛みや腫れが多く見られます。

家族や知人から怖いエピソードを聞き、さらに抜くのが怖くなってしまう…という方も非常に多いです。

しかし問題のある親知らずを放置し、健康な他の歯に影響を与えてしまうこともあるので、少しでも気になることがあればぜひ当院の歯科医師にご相談ください！